
こんにちは!興和ライフサービスの管理業務社員のサポーターをしている冨田です。賃貸管理の仕事をしていると、あるある的なものから思わぬトラブルまでいろんなことが起こります。私たちからすると起きてほしくはないのですが、大小さまざまなトラブルがやってきます。これからそんな賃貸管理業務の中で起こったことを、徒然なるままに書いてみようと思います。
この仕事をやっていてトラブルとして多いのは漏水ですね。特にうちは古い物件が多いので結構あります。一番頻繁に起こるのは洗面所やキッチン、浴室の水栓やトイレの便器の中でチョロチョロと水が漏れてくるケースです。この場合はパッキンや部品が経年劣化しているケースがほとんどなので部品交換で処置します。もし漏れてくる水の量が多い場合は修理業者さんに来ていただきますが、到着するまでの応急処置として給水の元栓を締めさせていただいています。
当社で経験した漏水の中で水量がやたら多かったことがありました。その日は発達し低気圧が襲来して大雨になった日で、部屋の中が雨漏りでびしょびしょなのですぐ見に来てほしいと連絡があり駆け付けたところ、ワンルームの部屋の壁紙と掃き出し窓の天井部分から雨漏りして4カ所のバケツに結構な水が溜まっている始末。すぐに上階の部屋(たまたま空室だった)も確認に行ったところ、この部屋はもっとひどい状態でフローリングに水が浮いていました。最初は屋上の防水切れかドレンのつまりを疑ったのですが、翌日防水業者に見させたところ問題個所がなく、天気が良くなったにもかかわらず例の部屋の漏水は止まらない。これはおかしいということで、今度は水道業者に来てもらって、やっと原因を発見!なんと上階の部屋の水道管のピンホール(老朽化で小さな穴が開くことがある)が原因でした。さっそく水道の元栓を閉めましたが、このケースの場合天井裏に水が溜まっているのでしばらく漏水は止まりませんが、徐々に収まっていきました。
今回のお客様の場合は大変な災難でしたが、もう一部屋空室があったのでそちらに一時避難していただいて、すぐにリフォームをさせて頂きました。今回の教訓は、漏水の水量が多い時はまずピンホールを疑え、でした。